20081017

見かけ倒しな無線網路城市(台北)

 台北市は市内どこでもネットワークに接続できることを盛んに宣伝しており、私の家もベランダに出ればWiFiの電波を拾うことができ、その恩恵にあずかることができる。しかし、その台北の、台湾の「中央駅」である臺灣鐵路(臺鐵)及び臺灣高速鐵路(高鐵)の地下には全くWiFiの電波は飛んでいない。HSDPAもかろうじてホームの一部で利用できるだけなのだ。


 そして台北縣の玄関口である板橋駅も同様で、ホームにはHSDPAはおろか3Gの電波さえ飛んでいない(WiFiは言うまでもない)。臺鐵や高鐵に乗ってHSDPAモデムで通信したことのある人ならばわかるが、台北駅を発車し、板橋(ban3qiao2)を通過し樹林(shu4lin2)近くで地上に出るまではほとんど通信できない。

 なので、twitterなどで実況をつぶやいていると、(台北へ戻る際)板橋に近づいたところから、台北駅のホームに降りるまでつぶやきは届かないのだ...(糞)。

 台湾では行政が偉そうに振る舞う事は多いけれど、どれも詰めが甘くていい加減で、なるべくオブラートに包んだままにしておきたい私自身の「日本人性」がむき出しになってしまうので本当に嫌になってしまう。

 (前総統の資金問題で騒がれているが、中国国民党の泥棒達はその100倍くらいやっている)お金がどんどん海外に逃げてしまい、恐ろしいほどの疲弊を見せている台湾経済だが、実はこういうところで失望に失望を重ねたゆえの結果とも思えなくもない今日この頃。

 ちなみに私の回線は遠傳なので、準国営の中華電信なら大丈夫かも知れない(駄目かも知れない)。

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