20070930

バテバテ...

 先週は中秋節期間の連休の関係で、土曜日が出勤日だったところも多い。

 私も抱えていた仕事の関係で淡水へ。

 しかし世間は連休とはいえ私には関係なく、祝日だった火曜日も昼間から桃園で日本語教師の皆さんとお酒を飲んでしまい、水曜日の午後中壢の授業に出た時は普段以上に疲労を感じていたのだ。木曜日に台南の現場~中壢、金曜日は中壢~淡水。夜10時まで仕事をして家に戻ったのが11時半。

 そんな流れで土曜日も淡水で仕事をしたが、7時には仕事を終えるつもりが頼まれ仕事が舞い込み10時まで。MRTの萬隆駅に着いたのが11時。駅を出て歩き出したとたんもう身体に力を感じない。そんな訳で途中にあるしゃぶしゃぶ屋で一時間ほどかけて腹いっぱいに。

 店を出た時は力が再びみなぎってきた感じもしたのだが、翌朝起きると全然疲れが取れていないことに気付く。カフェインで覚醒させたものの家を出ても全然行く気が起きない、というか歩くのが嫌。

 こういう時は金で解決、ということで贅沢にもタクシーで、...と思ったが、やはりお金がもったいないので龍山寺駅まで。貧乏性だな。

 次の休みは今週の土曜日。身体が持つんだろうか。今週木曜日は高鐵始発で高雄~台南で3箇所の現場めぐり、それから夜は中壢の授業。...倒れるかも知れん。

20070928

自動車運転免許証翻訳文...

 こちらは9月21日からだったが日本の運転免許証の翻訳文の申請が出来るようになった。ちょうど中秋節の連休だったので、26日に申請に行ってみた。

 入り口脇のカウンターで紙を渡され、名前と生年月日、そして免許番号を記入して終わり。当日発行とのことだったがその場でやってくれる訳も無く、3時に取りに来いとのこと。しかし、3時半から中壢で授業のある私は時間的に不可能、と言うことで引取りは来週の水曜日。そのときに続報。

バタバタバタ...

 朝8時半の高鐵で台南へ。迎えに来た車で現場へと向かうが、あと5分くらいで到着と言うところで車の後ろのほうから「バタバタバタバタバタ...」と規則正しい音が聞こえてきた。ドアミラーで確認するも異常は無いし、振動のせいかと思って後部座席のもを動かしてみるが効果なし。

 現場に着いて調べてみると、どうもワイヤーが露出てタイヤハウスを叩いていたらしいことに気付く。とまれ現場での打ち合わせを済ませ、食事のあとに地元のタイヤ屋へ。

 で外してみると写真の状況。これは合成タイヤだ。こんなタイヤで南台湾特有のスコールの中高速を150キロくらいで車線変更を繰り返しながら走っていたのだから、思い出して寒気が走る。

 この車の持ち主の現場監督懲りずに中古タイヤを所望した。ホイールに装着後、バランスなどもきちんととり無事車に装着。そのあと目撃したのだ。千元札を渡して、もらったおつりが七百元だったことを。三百元(1,050円)のタイヤなんかあるか!

20070925

NOKIA PC Sync...

 買ってから3日経ち、色々とわかってきた。

 もともと私のは台湾版(香港版??)で、かつ画面を英語にしてある
(これは関係ないかも)ので、電話帳がソートされない。Nokia PC Suit は日本語版を使っているので「ふりがな」の項目があるが電話側で無視されているようだ。

 同期にはNokia PC Sync を用いるが、Bluetoothで接続する設定にしておけば、家に帰ってくると自動的に同期してくれるようだ。こいつは本当に便利。パームを使っていた時代とはやはり全然違う。

20070923

NOKIA BH-208...

 NOKIA 6120 classic を買った際に、店員に勧められるがままにただみたいな値段(サービス)で NOKIA BH-208 も購入したのだ。今までこうしたものを使ったことがなかったのでペアリングに手間取った(マニュアルは英語と中国語だったし)。で、成功してから気付いた。

 新しい携帯要らんかった...。

 もちろん新しい携帯は画面がきれいだし、3.5Gだし色々と楽しめそうなのだが、NOKIA BH-208を首からでもぶら下げておけば、音の鳴らない SHARP 703SH でも取りあえず困らんのよ。一万元使っての勉強は高いものについたな。

 それにしても知らなかったが Bluetooth を使ったコンピュータとのデータ同期は超超快適。何で日本ではきちんとこのことを伝えないのだろう。もともと日本語だった電話帳データも無事に移行できたし(台湾版なのでデフォルトではもう日本語の入力は出来ないが)。明日、ThinkPad X40用にBlutoothドングルを購入だな。

 最近『知ってはいるが使ったことがない
』ものが加速度的に増えている。抵抗したいが...無理だなぁ。

NOKIA 6120 classic...

 今使っているSIMロックをはずした vodafone 703SH はこの2ヶ月音が鳴らないの(通話は出来る)で、カバンにしまうとほとんど電話に出られず、まわりの顰蹙を買うばかり、ということでここ3週間ほど次に何を買おうか考えていだが、昨日発作的に土砂降りの雨の中バスに乗り、信義区にあるノキアショップに行き 6120 classic を購入。こいつは symbian (S60)でかつ 3.5G(HSDPA) の中で一番安いのだ。本当はE65が欲しかったのだが(高いけど)、速度(E65はWCDMA)を我慢するならE51が出た時に買い替えよう、と決断。

 家に戻って使ってみるも、初めての symbian S60、よくわからない。かと言って昔のように寝る暇惜しんでがんばるつもりもなし。のんびりと使っていくしかないだろう。

 それにね、実は今はプリペイドのSIMを使っているのでパケット通信が出来ないのだ。残っている1,000元を使ってからポストペイドのSIMに替えるつもり(番号を継承したいので今切り替えると残高が消滅するのだ)。それまでは、3.5Gの音声通話専用手機。洒落にならんけど。

 もっと問題なのは台湾版はピンイン入力できないのだ。こりゃ誤算。注音覚えるか...。

20070922

電車、バス共通ICカード

 記事を読んですぐに台北の悠游卡(EASY CARD)はこんなにアホじゃないぞと思いました、というかそんなにアホなシステムなのか、日本!

パスモ・スイカ、知らぬ間に「ピピッ」…運賃誤引き落とし

 路線バスの運賃箱に、鉄道、バス共通ICカード乗車券の「PASMO(パスモ)」や「Suica(スイカ)」を近づけてしまい、本人が知らぬ間に運賃が誤って引き落とされるトラブルが相次いでいる。

 バス会社は運賃箱近くに立つ時は、手持ちのICカードを読み取り部分に近づけすぎないように呼びかけているが、ICカードの発行枚数が急増していることなどから、同様の事態は広がりそうだ。

 首都圏の大手バス会社、関東バス(東京)では今年3月、パスモとスイカで運賃を支払えるようにしてから、運賃を支払う時以外にも機械が反応し、運賃が引き落とされるケースが少なくとも14件あった。乗客が申し出るなどして、いずれも返金したという。

 同社によると、乗客が定期券やシルバーパスを運転士に見せて乗降する際、定期入れを運賃箱の読み取り部分に近づけると、中のICカードが反応し、運賃が誤って引き落とされた。また、混雑時、運賃箱のそばに立っていて、ICカードを入れたバッグが読み取り部分に近づいて反応する可能性もあるという。

 パスモ、スイカは「非接触式」と呼ばれるタイプで、運賃箱に設けられた読み取り部分の真上10センチ以内に0・1秒置くと反応し、「ピピッ」という電子音がする。

 各バス会社は運賃を誤って引いてしまうことを、ICカード導入当初から想定。関東バスのように、注意を呼びかける張り紙を車内や停留所に掲げたり、ホームページ上で注意を呼びかけたりしている会社もある。

◆10社でトラブル「まだあるはず」◆

 パスモ、スイカを使える首都圏のバス会社のうち大手14社によると、10社でトラブルがあったことが明らかになった。神奈川中央交通(神奈川県平塚市)は「2けたはあるはず」、東京都交通局は「サービス開始当初の3日間で9件あり、その後も多少ある」という。

 パスモは今年3月から約3週間で300万枚以上を販売。製造が追いつかず発行会社は発売を一時中止し、今月10日に再開している。

 スイカの発行枚数は既に2000万枚を突破。各バス会社も、ICカードに対応する運賃箱の設置を増やしている。

 国土交通省は、こうした事態は、各地で導入されている他社の非接触式ICカード乗車券でも起こっている可能性があるとしている。

 財団法人運輸調査局の主任研究員、小沢茂樹さんは「ICカード乗車券は、鉄道の改札を円滑に通過する目的で開発された。バス会社は今後、運賃箱の読み取り部分の位置を変えるなど改善策を検討するべきだ」と指摘。利用者にも、ICカードとバス定期券を別のケースに入れたり、駅やバス営業所で利用履歴を印字したりする自衛策を呼びかけている。
(2007年9月22日15時57分 読売新聞)

 ちなみにこちらでは「もう払ったぜ」と表示が出ます。地下鉄は八掛けだし、駐車料金も払えるし便利よ。こちらは地下鉄に定期券のシステムがないのであれですが、何のためのICカードなんだろう?



20070921

九二一...

 最近現場に行くのでよくわかるのだが、九二一大震災は完全に風化してしまったのだ。でたらめにでたらめを重ねて、「建って」いるけれど建物とはもう呼べないようなモノさえあるのだ。

 一人、また一人とまた九二一を忘れていってしまうのだろう。止められないわな。

極々変わらない星期五...

 こちらは中秋節の4連休前で、誰もが心なしか浮かれている。今朝、中壢へ向かう自強號の車内でも一足先に故郷に向かう家族連れが目に付く。子供の楽しそうな顔を見るのも悪くはない。

 午後から淡水へ。着くといきなり事務の女性から
「中秋節快樂!」と月餅とワインが手渡される。考えてみれば、語学学校からも木曜日の夜に「中秋節快樂!」と月餅を貰ったのだった。

 貰うのも2,3個でいいのだが、こういうときはケチってはいけないのだろう、20個位入っていそうな大きな箱でくれるのだ。この時期、みんなが同様に貰うので、おすそ分けと言うわけにもいかない。しばらくは家でのお菓子はこれに決まり。何週間かかるのか考えると、げっそり(あまり美味しいとは思えないんだ)。

20070917

明天停止辦公、停止上課。

 夜の授業中にこの朗報あり... 颱風なのだ!




20070915

中華民國居留證(ARC)...

 今年の7月から居留證(ARC)がICカード化されたけれど、あまり紹介されていないようだ。

 ICカード化以外には特に変ったことはなく、しいて言えば再入国許可(重入國許可)書が、ビザ延長のたびにパスポートに貼られていたのが、カードに内蔵されたことぐらいか。

 移民局へ行くと、指紋採取の案内があるのだが、ビザの種類によって違うらしく、採取されていない。

 なぜ写真が二箇所あるかというと、恐らく偽造防止なんだと思う。スキャンでなくカメラ撮りなので汚くてすまん。

台日駕照互相承認

 運転免許証の相互承認の運用開始に当たって資料がでているので紹介。

 色々心配されているようだが、日本で留学したことがある人などと接すると機敏に日本モードに切り替えるのがわかる。異文化への適応性は日本人より上だと思うのだ。

運転免許証相互承認運用開始

日本の自動車運転免許証による台湾での運転が9月21日より本当に可能になる。

産経新聞の記事によると、

台湾は「国際運転免許証」を発行できる国際協定に加盟できず、日本人が台湾で自動車を運転する場合は、技能検定を受けて現地の免許証を取得する必要があったが、今後は所定の翻訳文を取得すれば、入境日から1年間に限り、運転が認められる。
とのことだが、
対象は観光客など短期滞在者で、駐在員など長期滞在者は従来通り、現地免許証の取得が求められる。滞在日数は「前回入境日」から算出されるが、台湾当局の説明では、台湾は長期滞在者向けの特別規定がなく、一時帰国などで入境を繰り返せば、1年経過後も運転が可能という。
はは、本当にそんなこと言ったのだろうか? 言っちゃっていいの?

 ちなみに、
日本人向けの翻訳文は、日本自動車連盟と日本の在台代表機関に相当する交流協会台北、高雄両事務所が発行。料金は日本では3,300円、台湾では600台湾元(約2,100円)で、台湾側の施行日は今月21日。
だそう。

中壢~淡水~天母

 毎日書けると思っていたが、やはり無理だ。

 今朝は中壢で授業。来月でこの朝の授業の受け持ちが終わることを報告。面子が固定されていて教科書に関係なく授業ができなので正直惜しい。しかし、一方でこの授業が無くなれば、時間の無駄がずいぶんと減るのだ(収入は変らないし)。授業後添削を頼まれたが、すでに指定席を取っていたので焦る。諦めながらも駅に着けば当列車は十分近い遅れ。いいぞ臺鐵!

 臺北火車站で回転寿司。美味しくないし、サービス悪いけれど、最近寿司飯が食べたくなるので仕方なし。五皿で150元也。

 その後淡水へ。夜、ボスの家で小さなパーティに誘われる。天母の家には行ったことがないので、喜んで承諾。淡々と仕事をこなしてパーティに備えたが、8時半に始まるはずなのに事務所を出たのが8時20分で、買い物して着いたのが9時15分。しかし、誰も来ていない。結局始まったのは10時で、「臺灣時間」を忘れていたことに気付く。

 終電に乗るべく12時に辞去。タクシーでも良かったのだが、
天母から深夜タクシーに乗ると400元近いので我慢。癖になるとお金がいくらあっても足らないのだ。

20070913

網上文字轉語音

 『網上文字轉語音』。要するに書いた文字を普通語(私たちの言う「中国語」)で読み上げてくれるサイト。その昔はベル研のサイトが使えたのだが、ここ3年くらいは使えなかったのだ。これで、こっそり発音チェックできる。

20070911

洗門風...

傳統重貞操「洗門風」道德制裁辦桌送紅包請歌仔戲 方式不一
很多人對「洗門風」這個名詞並不熟悉,洗門風其實是早期農村社會的特殊風俗,意思是做錯事、公開道歉賠罪,方式包括送金條、辦桌請客,或是到對方家裡清洗門楣,少數鄉下地區現在還有這樣的傳統,只是方式簡化,以送菸、送檳榔代替。

男女偷情被抓去浸豬籠,古裝電影裡經常出現這樣的懲罰,在早期社會也相當常見,因為當時法律觀念薄弱,衍生出「洗門風」的民間習俗,意思就是做錯事情,要 彌補對方損失,盛重公開道歉,以前的方式包括送金條賠罪,或是找布袋戲團公演,還有親自端水到對方家清洗門楣,也有一種是到廟裡捐門檻,意思是千人踩來贖 罪,其中、請客辦桌,桌數也有涵義 洗門風流傳至今,方式也有不同,除了辦桌請客,送菸、送檳榔的意義,能消除仇恨 約定成俗的道德規範,在少數的鄉下地區,仍然保有洗門風習俗,來產生約束力,不過,這樣的和解方式,很少現代人願意接受。

中壢day...

 月曜日は、朝10時から日曜日以上に細切れで夜9時半まで中壢で授業。11時間半もいて稼ぐのは、1,600元、何をやっているんだか。朝イチの授業は、もうすでに顔なじみの面子で、しかも教科書は二巡目なのでのんびりとやれる。とにかく彼女たちの興味のある方向へ振ってしまい、どんどんと新しい言葉を使い方を押さえて教えてあげるのが良いようだ。その後彼女たちと昼食へ。

 3時半からの授業は最近面子が変り、中央のテーブルは日本語能力試験2級の合格を狙っている女性8人ほどが占領するようになった。そしてその周りを引退した男性2名、少し消極的な女性達が囲み、夏休みの終わった昼間の日本語の授業にしてはめずらしく15人以上の参加者。この授業は二日ごと内容が変るので準備が面倒。1時間半をどうもたせるかが3ヶ月経った今でも課題のまま。翌日の夜の2時間の授業にも転用できる(内容が同じ)なのが救い。

 夕食は近くに現れた韓國烤肉の屋台でテイクアウト。烤肉飯60元、50元以下だったらまあまあなのだが。

 夜の2時間授業はいろいろ資料を揃えるが未だにうまくいっていない。生徒も1~3人と低空飛行が続いている。参加する生徒のレベルもピンきりなのでむずかしい。

 帰りは公館で福州魚丸湯+麺。ここの泡菜は辛くて美味しい。これをどっさりと載せて頂く。

20070910

放浪...

 日曜日は台北縣板橋市にある某分校で朝10時半から細切れで夕方5時半まで授業。しめて1,700元(少ない!)。

 普段は萬隆駅から中正紀念堂~西門~府中駅と移動するのだが、今日は気分を変えて236のバスで
中正紀念堂まで移動。バス停が手前に移動されており、元バス停があった場所は建設現場で、クレーン車が防護措置を取らずに作業中。車の通行用にポールが立てられているが、歩行者には無し。旋回しているクレーンの下を移動させられ、さすがにこれじゃぁまずいだろ、と思いながら脇をする抜けると警察到着。振り向くとさらにパトカーが2台。そうだろうなぁ、旋回しているクレーンの下を通すなんてプロとして普通じゃないだろ。

 ...なんて思いながら、駅に着いてみると授業までもうあまり時間がない。一応焦ってみるが、考えてみれば他に早く着く方法は無いので諦める(授業3分前に何とか到着)。

 5時半を少し回って最後の授業が終了。せっかくなので台北のコンピュータ街のある光華商場の近く(板南線・忠孝新生駅)へ行ってみる。特に買うものも無かったのだが、コンピュータが無い時も彼女とskypeを使って連絡が取りたいと思っていたので、スマートフォンを物色するも、2万元(7万円)前後の価格に諦め気味。絞り込んでいるのは、NOKIA E65ソニエリ P1i、それからHP iPAQ512E65が1万5千元、P1iは2万元、そしてiPAQ512が1万元、価格だけならiPAQなのだがあまりいい評判を聞かない。最後の手段で携帯2年契約で安く買うことも考える...、これはもう少し考えよう。

 結局いくつかの店の値段表をもらっただけで何も買わずに忠孝復興駅へバスで移動。
忠孝新生駅と忠孝復興駅は隣なのだが、歩くと結構時間がかかるのだ。先週生徒にご馳走になったので、明日はケーキを持っていこうと思い、調べてあっへ...と思ったら手前にあった大同という台湾の国産電機メーカーのお店に張ってあったビラに安い2GBのUSBメモリを発見し、そのまま店内へ。"Imation Flash Wristband"というリンスバンド式のメモリが2GBで600元(2,100円)だったのでそのまま購入。そのほかにも"Imation Nano"という今までキーリングと一緒に持ち歩いていたもの"Flash drive Mini(512MB)"の後継機種も同容量同価格。別にこちらでも良かった気がするけど、リストバンドというギミックが気に入った(すぐに無くしそう)。

20070909

日式しゃぶしゃぶ...

 ガールフレンドがニューヨークに留学してから、しばらくはバタバタとしていたのだが、最近はすっかり生活にハリが無くなり疲れも感じやすい。そもそもここ最近は、結構食べているつもりでも体重が落ちてしまい、ガールフレンドがいるうちは色々と食べに連れて行かされたのが、ひとりになるととたんに面倒になり、食べるのは栄養の無いものばかりになってしまった。やはりこれではまずいので、最近はあまり金額を気にせずに「たくさん食べる」方針にした。と言っても金額などたかが知れているが。

 中壢に行けば帰りは11時過ぎるので、食べられる所も決まってきてしまう。最近はしゃぶしゃぶの店に行くことが多い。彼らは総じて「日式しゃぶしゃぶ」を名乗っているが日本にはない。日本の「しゃぶしゃぶ」を想像すると「日式しゃぶしゃぶ」にはびっくりするかもしれない。しかし、これはこれで結構好きなのだ。

 まず、葉野菜がたくさん食べられる。キャベツと青菜。それからかぼちゃ、ニンジン、えのき、タロイモ、とうもろこし、そしてなぜかトマト。それから日本のおでんの具にある練り物数種、それから台湾の「蟹」こと「かにかま」。ここまでは共通で、肉、あるいは魚介類を注文する。それをだしの効いた鍋で食べるのだが、タレは自分で組み合わせて作る。しかし実はそれぞれの名前を知らないので割愛。

 二人で来ていた頃は、ガールフレンドは全部食べきれないので、1.5人前食べていたが、一人前でも食べ終わるのに30分は優にかかる。取り放題のデザートやアイスクリーム、それから店によってはコーヒーまであるので、のんびりしているとすぐに一時間経ってしまう。食べ終わって外に出ると心なしか身体に力が蓄えられた感じ。一ヶ月くらいこんな生活をしてみようと思う。

20070906

入札...

 恥ずかしいことだが、政治大学で一年中国語を勉強した割には、聴力は洒落にならないほど低い。面と向かっていればまだしも電話になると難易度は絶望的に高まる。昨朝、淡水の仕事場から木曜日は10時(の会議)に出てくれと言われ(カッコ内はわたしの勝手な理解)、いつもより一時間早い朝7時半の高鐵のチケットを購入。9時過ぎに台南駅に到着する直前、携帯が鳴り「小○(現場担当者)の友人だけど、迎えに来たから早く出て来てくれ」、「いやまだ着いていないんだ」、「長く停車できないから早く来て」「だからまだ着いていないんだって」「...」ときりの無い会話をしている途中で駅に到着。
 現場に向かう車の中で「いやぁ今日は大変だ、7社だもんな...ブツブツ...」というのを聞いて、今日は会議などではなく、入札であることに気付いた。でも彼らは業者だし、俺は一応設計事務所だし...と思っているうちにオフィスに到着。ちなみにここはですね、八田與一さんが造られたダムです。私の来た場所は役所の一セクションなんですわ。

 結局私の立場はたった一人の「入札立会い」という扱いで、役人の人たちの開封の様子などを向かい合った席から拝見させてもらった。その後担当者と打ち合わせと言うことなんだが、全員台湾語を話すもんだから、私にはまったく理解できず。指差している図面を見ながら、かろうじて内容を推測するだけの体たらく。まぁ、推測した内容は完璧だったけど。

 現場に行ってみると、手抜きで地中梁が無く床下の土砂が流出して、犬走りが沈下していることを知る。ここはもともと軍の施設な訳だが、こうした手抜きと無計画な増築で、改修する方は訳がわからん。おまけに業者は間違えてラーメン構造のコンクリート柱を二本、床を1ブロック梁ごと解体しちゃうし。それでも問題にならないのがこの島。

20070904

お元気ですか。

 目覚まし代りの日本で使っていた携帯電話が寝ている間に昇天してしまったようで、朝「寝すぎだろう」と思って起き上がってみるともう家を出なくてはいけない時間。焦るのだが、目が覚めておらずノロノロと準備をし、20分後に家を出る。
 今日は淡水での仕事の日。景美から紅樹林まで一本だが45分以上かかる。幸いにもすぐに目の前の席が空き、30分ほど寝なおした。


 紅樹林駅のまわりには何もない。駅の前を4車線の道路が走っており、道路と沿線の建物の間に余裕がないのだ。だからのんびりと歩けないし、本当につまらない。もうすぐ淡水線が開通して10年になろうとしているのに、駅前が一向に良くならないのは、行政が腑抜けだからか。こんな場所でもマンションが売れているらしく、不動産屋の張り紙が賑やかだ。

 淡水で仕事と言ったが、夜7時からは中壢で授業なのだ。だから、5時までに仕事をまとめ上げて事務所を出なければならないのだ。普段は9時半前から仕事をしているのだが、時間の制約でどうもゆっくり考えることができず、中途半端な感じ。3時過ぎるともう、どうやって時間内にまとめるか、
しか考えておらず、授業が無くなれば、とつくづく思う。

 6時10分の自強號で中壢に。この列車だと
中壢駅に着くのは6時50分となり、7時の授業には本当余裕が無いのだが、各駅停車では帰宅時間と重なって座れないので、このリスキーな列車に乗っている。もちろん、駅に着いて列車が遅延していれば、一番早い列車に乗ってしまうのだが。

請客...

 今日は朝10時から中壢で授業。昨晩3時ごろあまりの腹痛に目が覚め、そのままトイレで30分過ごしたせいで、7時に起きた時には意識が朦朧としていてそのままダラダラと。我に返ったときには、もう時間が足らず家の前から最寄り駅までタクシーで移動。タクシーだと3分で着く、歩くと10分以上...。

 最初の授業の後、生徒3人と向かいのピザハットで食事。知らなかったのだが、ピザハットは食べ放題のスペースがある店があるのだ。2時間ほど雑談をして過ごし、彼女たちは授業へ、私は授業の用意。ちなみにこの食事「請客(おごり)」だった。彼女たちの授業料で給料もらってるので、ちょっと気が引ける。今週何かお菓子でも買っておこう。

 3時半から次の授業。この学校は、授業料を払うとその有効期間内はどの校舎でも、どの授業に出ても構わない、そんなシステムなので、一時期どっと学生が増えるけれどどんどん減っていき~雨だと一人二人の時も~、まだ良くわからないが今日などはいきなり新参者がどっとやって来る。生徒が安定すると授業も彼/彼女らに合わせるので、こうなるとどうもペースが掴めないが、何とか終了。

 夜7時半からの2時間の授業は、生徒が一人だけ。最近こんな日が多い。彼は今年日本語能力試験2級を受けるので、授業はやめて、その勉強を手伝う。まぁこういう時に文法の教え方など練習できるからOK。

20070902

EMS...

 普段は8時半頃まで寝ている日曜日だが、荷物を送らねばならず7時半に起床。ダラダラしているうちに8時半をとうに過ぎ焦って家を出る、と言っても20kg近いダンボール箱と一緒に。

 家の前でタクシーを捕まえ、「到愛國東路跟金山路的十字路口旁邊有一家很大的郵局」と取りあえず言ってみると理解できたようだ、だめならだめで中国語の発音の悪い外国人には色々と手段はあるが。途中羅斯福路を進む中、臺大の前で新生南路を右に折れて行くか、それとも真っ直ぐ行って和平東路を越えた先から愛國東路へ抜けるか聞かれ、何となく考えていた後者を所望。間もなく郵便局に到着、190元(665円)。

 予定したとおりに、窓口で色々聞く。まずは重さを量ってもらうが、恐れていた通り20kgをわずかに切る19.3kgで、EMSだと5,170元(18,000円)...。しかし、船便(水陸)だと2ヶ月、陸空と呼ばれるものだと3週間...。普通の航空便だと三日だが6,000元超と言われ、EMS利用を断。人の良さそうな二人の窓口のおっさんと雑談をしながら、伝票を記入し、渡すと料金は4,950元(17,300円)だと言う。あれっ? 彼ら曰く、1kgは誤差だといって謝ればいいよ、だって。和むなぁ。
 気分よく郵便局を出て、MRTの中正紀念堂駅まで歩く。この道はかつて雑誌を編集していた頃買い物に歩いた道だが、ここ二ヶ月はすっかり足が遠のいていた。と言っても日曜日の朝9時半では何も無いのだけれど。

 
中正紀念堂駅からは小南門線で西門駅に出、板南線に乗り換えて府中駅へ。10時半からのクラスにはまだ余裕があるが、かと言って楽しい街でもないので、少し早く教室に入りのんびりと。日本語を教え始めてもう2ヵ月半になるが、最近ようやく慣れてきた。

 今日は10時半~12時、午後1時~2時半、4時~5時半という3コマ、しめて1,700元(6,000円)。安いなぁ。しかし、これでも日曜のクラスなので割り増しになっているのだ。明日は12時間中壢にいて1,600元(5,600円)、家に着くのは夜の11時半。辛いなぁ。

20070901

週末の師大夜市

 ニューヨークに留学中の彼女からMSNM上で、家族は信用できないから実家にある本の入った箱をひとつニューヨークに至急送ってくれ、と言われ、夕方彼女の妹に頼んで引き取りに。重さは20キロ近くあり、タクシーで家の前まで運び、そこから7階の自分のアパートまで運んできた。週末は郵便局の本局は午前中しか営業していないのだ。

 インターネットで送付の方法を検討するものの、一番確実なEMSは、日本よりいくらか安いと言っても5,000元(17,500円)は超える。日本の給料の相対比で考えれば30,000円以上か。船便だと2,000元(7,000円)で現実的なのだが、50~60日かかるとのこと。せっかちな台湾人がそれを許してくれるわけも無く...、しかし高すぎるだろ。明日郵便局で窓口と相談だ。

 印刷しようと思ったら紙が無いことに気付き、気分転換に師大の夜市へ行こうと思い立ち、簡単な予定を組み立てる。家の真ん前がバス停で師大路を通る(東區までも行くぞ)74番バスに乗り、着いたらまずは安くてうまいタイ料理屋で晩飯を食い、その後印刷用紙を買い、その後いつものコーヒー豆屋で曼巴(マンバ~マンデリンとブラジルのブレンド、台湾では人気がある)を1ポンド(315元)買い、和平東路で戻って来た74番に乗って帰ってくる...、わざわざ組み立てる必要もなかった。

 しかし、週末の師大夜市は信じられないほど人が多く、到着した8時ごろはまだ飯屋はどこも満員で、一人で飯を食うことを許されそうな場所はここには皆無。あきらめて印刷用紙を買いに行ったら、昔は文房具を扱っていた数軒の店がすべて生活雑貨の店に変っていた。愕然としつつも、その並びの一番端の店だけは文具を扱っていることにしばらくしてから気付き購入。その後コーヒー豆を買いに。重そうな印刷用紙を見て、老幫が手提げ袋~と言っても普通のビニールの買い物袋だが~をくれ、あまりの人ごみにささくれ立っていた気分が和む。店を出ると、並びにタイ料理屋があるのに気付き、人も多くなかったのでそこで夕食。2皿頼んで350元、最初の予定の倍以上だが、ゆったりと食べられるのでいいだろう。20分待って74番バスで帰宅。

 彼女とMSNMで送付方法について話すものの、やはりEMSがいいとのこと。仕方が無い、買わないといけなかった携帯電話を買ったつもりで、5,000元。...テレビだって買えるぞ。

注1:
 現在使っている携帯電話は、日本のボーダフォンのものをこちらでロックをはずしてもらって(もちろん有料=500元)使っています。しかし、サービスのつもりか非接触カード対応の機種のROMに書き換えてくれたので、外側の小窓(ディスプレイ)に表示が出ない、写真を撮るときにありもしない切り替えボタンの説明が出たりしている。おまけにここ2ヶ月は音が一切鳴らない(通話はできる)ので、身体から離すと電話がかかってきても気付かない。実はこちらでは5,000元(17,500円)くらいだと本当に廉価版の端末しか買えないのだ。一度買ったソニエリの3,000元(10,500円)の端末はバッテリーが切れると時計までリセットされるすばらしい端末だった。

注2:
 こちらに来て2年になるがまだテレビを買っていない。と言うか、こちらで買ったのは湯沸しポットとコーヒーミルだけ。