記事を読んですぐに台北の悠游卡(EASY CARD)はこんなにアホじゃないぞと思いました、というかそんなにアホなシステムなのか、日本!パスモ・スイカ、知らぬ間に「ピピッ」…運賃誤引き落とし
路線バスの運賃箱に、鉄道、バス共通ICカード乗車券の「PASMO(パスモ)」や「Suica(スイカ)」を近づけてしまい、本人が知らぬ間に運賃が誤って引き落とされるトラブルが相次いでいる。
バス会社は運賃箱近くに立つ時は、手持ちのICカードを読み取り部分に近づけすぎないように呼びかけているが、ICカードの発行枚数が急増していることなどから、同様の事態は広がりそうだ。
首都圏の大手バス会社、関東バス(東京)では今年3月、パスモとスイカで運賃を支払えるようにしてから、運賃を支払う時以外にも機械が反応し、運賃が引き落とされるケースが少なくとも14件あった。乗客が申し出るなどして、いずれも返金したという。
同社によると、乗客が定期券やシルバーパスを運転士に見せて乗降する際、定期入れを運賃箱の読み取り部分に近づけると、中のICカードが反応し、運賃が誤って引き落とされた。また、混雑時、運賃箱のそばに立っていて、ICカードを入れたバッグが読み取り部分に近づいて反応する可能性もあるという。
パスモ、スイカは「非接触式」と呼ばれるタイプで、運賃箱に設けられた読み取り部分の真上10センチ以内に0・1秒置くと反応し、「ピピッ」という電子音がする。
各バス会社は運賃を誤って引いてしまうことを、ICカード導入当初から想定。関東バスのように、注意を呼びかける張り紙を車内や停留所に掲げたり、ホームページ上で注意を呼びかけたりしている会社もある。
◆10社でトラブル「まだあるはず」◆
パスモ、スイカを使える首都圏のバス会社のうち大手14社によると、10社でトラブルがあったことが明らかになった。神奈川中央交通(神奈川県平塚市)は「2けたはあるはず」、東京都交通局は「サービス開始当初の3日間で9件あり、その後も多少ある」という。
パスモは今年3月から約3週間で300万枚以上を販売。製造が追いつかず発行会社は発売を一時中止し、今月10日に再開している。
スイカの発行枚数は既に2000万枚を突破。各バス会社も、ICカードに対応する運賃箱の設置を増やしている。
国土交通省は、こうした事態は、各地で導入されている他社の非接触式ICカード乗車券でも起こっている可能性があるとしている。
財団法人運輸調査局の主任研究員、小沢茂樹さんは「ICカード乗車券は、鉄道の改札を円滑に通過する目的で開発された。バス会社は今後、運賃箱の読み取り部分の位置を変えるなど改善策を検討するべきだ」と指摘。利用者にも、ICカードとバス定期券を別のケースに入れたり、駅やバス営業所で利用履歴を印字したりする自衛策を呼びかけている。
(2007年9月22日15時57分 読売新聞)
ちなみにこちらでは「もう払ったぜ」と表示が出ます。地下鉄は八掛けだし、駐車料金も払えるし便利よ。こちらは地下鉄に定期券のシステムがないのであれですが、何のためのICカードなんだろう?
20070922
電車、バス共通ICカード
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