20070901

週末の師大夜市

 ニューヨークに留学中の彼女からMSNM上で、家族は信用できないから実家にある本の入った箱をひとつニューヨークに至急送ってくれ、と言われ、夕方彼女の妹に頼んで引き取りに。重さは20キロ近くあり、タクシーで家の前まで運び、そこから7階の自分のアパートまで運んできた。週末は郵便局の本局は午前中しか営業していないのだ。

 インターネットで送付の方法を検討するものの、一番確実なEMSは、日本よりいくらか安いと言っても5,000元(17,500円)は超える。日本の給料の相対比で考えれば30,000円以上か。船便だと2,000元(7,000円)で現実的なのだが、50~60日かかるとのこと。せっかちな台湾人がそれを許してくれるわけも無く...、しかし高すぎるだろ。明日郵便局で窓口と相談だ。

 印刷しようと思ったら紙が無いことに気付き、気分転換に師大の夜市へ行こうと思い立ち、簡単な予定を組み立てる。家の真ん前がバス停で師大路を通る(東區までも行くぞ)74番バスに乗り、着いたらまずは安くてうまいタイ料理屋で晩飯を食い、その後印刷用紙を買い、その後いつものコーヒー豆屋で曼巴(マンバ~マンデリンとブラジルのブレンド、台湾では人気がある)を1ポンド(315元)買い、和平東路で戻って来た74番に乗って帰ってくる...、わざわざ組み立てる必要もなかった。

 しかし、週末の師大夜市は信じられないほど人が多く、到着した8時ごろはまだ飯屋はどこも満員で、一人で飯を食うことを許されそうな場所はここには皆無。あきらめて印刷用紙を買いに行ったら、昔は文房具を扱っていた数軒の店がすべて生活雑貨の店に変っていた。愕然としつつも、その並びの一番端の店だけは文具を扱っていることにしばらくしてから気付き購入。その後コーヒー豆を買いに。重そうな印刷用紙を見て、老幫が手提げ袋~と言っても普通のビニールの買い物袋だが~をくれ、あまりの人ごみにささくれ立っていた気分が和む。店を出ると、並びにタイ料理屋があるのに気付き、人も多くなかったのでそこで夕食。2皿頼んで350元、最初の予定の倍以上だが、ゆったりと食べられるのでいいだろう。20分待って74番バスで帰宅。

 彼女とMSNMで送付方法について話すものの、やはりEMSがいいとのこと。仕方が無い、買わないといけなかった携帯電話を買ったつもりで、5,000元。...テレビだって買えるぞ。

注1:
 現在使っている携帯電話は、日本のボーダフォンのものをこちらでロックをはずしてもらって(もちろん有料=500元)使っています。しかし、サービスのつもりか非接触カード対応の機種のROMに書き換えてくれたので、外側の小窓(ディスプレイ)に表示が出ない、写真を撮るときにありもしない切り替えボタンの説明が出たりしている。おまけにここ2ヶ月は音が一切鳴らない(通話はできる)ので、身体から離すと電話がかかってきても気付かない。実はこちらでは5,000元(17,500円)くらいだと本当に廉価版の端末しか買えないのだ。一度買ったソニエリの3,000元(10,500円)の端末はバッテリーが切れると時計までリセットされるすばらしい端末だった。

注2:
 こちらに来て2年になるがまだテレビを買っていない。と言うか、こちらで買ったのは湯沸しポットとコーヒーミルだけ。

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