十月十日は双十節(建国記念日)で日本語学校が休み。で、高雄~台南の打合せに同行。始(7時)発の高鐵で高雄へ。本当はもう少し遅くてもいいのだが、次の7時半発の列車は各駅停車なので高雄到着は9時半(始発だと8時36分)。これだと午前中に打合せが終わらない(予定)。
高雄駅で我々を待っていたのは尼さん。そうなのだ。この仕事は仏教団体の本部の外溝計画と宿舎の設計。台湾には本当にたくさんの宗教団体があるようだ。廟もそこら中にあるし。この点には興味があるので一石二鳥。
その後、宿舎予定地の視察などするが、私の携帯に次々と台南の現場から電話が入ってくる。私が同行した事務所の主宰者("老師"と呼ばれる)は、日本での生活が長かった女性なのだが、携帯電話で一方的に連絡事項を伝えると電話の電源を切ってしまうのだ。で、時間管理が適当なのでどんどんずれ込み、連絡がないし、顔を見せないと言うことで現場は連絡を取ろうとするも電話はつながらない。で、事務所の方へ連絡すると、最終的に(中国語を理解しない)私の携帯に廻ってくる。なんや、このため(要するに秘書役)に声をかけられたんかい、と思いつつも、まぁ捌くには捌く。
現場も現場なりに忙しいし、ましてや一件の現場に張り付いている現場代理人もいないので、だんだんと連絡が取りづらくなり、集中豪雨の中ようやく台南に辿り着いたのが夕方の5時。迎えが来たには来たが、この豪雨で現場へのアクセスが途絶えた、とのこと。仕方が無いのでタイルの色の確認などをショールームで行い、6時半の飛行機で台北に戻る老師のために一路飛行場へ。ここで台湾時間に翻弄され、20分で着くはずが、倍の40分かけてようやく飛行場に着いたのが6時40分。ダメモトでカウンターに行ってみると出発が30分遅れとなっており、辛うじてセーフと思いきや、なんと私が居留証もパスポートも持っていない。台湾では身分証が無いと飛行機に乗れないのだ。
老師を見送り、タクシーで台南駅へ。ここから台北まで自強號に乗ろうとの魂胆、がしかし祝日の夜に空席は無いのだ。
バスだ!バスなら家の最寄り駅まで運んでくれる、と思い直し発着所へ。チケットを買い、夕食を取りバスが出発したのは8時。皮製のソファーのようなシートなのだが、身体をうまく支えてくれないので結構疲れる。それ以前に朝5時におきた身には取りようも無い疲労が蓄積されているのだ。ゆえに車内ではひたすら眠るのだが、目を覚ますごとに倍増される疲労。12時半に景美駅前に着いた時には、もう歩くのもおっくうなくらい。お腹が空いている気もするが、明日も7時起きなので真っすぐ自宅へ。
翌朝7時にアラームに起こされ、再び目を閉じたら8時半だった。
20071011
双十節的一天...
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